聞いた事がないなぁ
以前に解説してくれたDriveZとはどう違うの?
しかもNFTを所有していなくても始められるのはありがたい!
もっと詳細を教えてよ!
・Tripin’(トリピン)の概要と特徴
・Tripin’(トリピン)の始め方
・Tripin’(トリピン)の稼ぎ方
・Tripin’(トリピン)の危険性を考察
・Tripin’(トリピン)の将来性
Tripin’(トリピン)の概要と特徴
アプリ名 | Tripin’(トリピン) |
ゲームジャンル | Drive to Earn |
対応OS | iOS・Android |
対応チェーン | Solanaチェーン |
ガバナンストークン | TRIP |
ゲーム内トークン | FUEL |
リリース日 | ベータ版は9月15日リリース開始 正式版は10~12月ごろリリース予定 |
Tripin’(トリピン)とは運転をして仮想通貨を稼ぐ「Drive to Earn」のアプリです。
15年以上にわたってグローバル地図とナビゲーション製品を提供してきた経験を持つ、地図の専門家チームによって作られています。
Tripin’(トリピン)は運転して「FUEL」と言う独自の仮想通貨を獲得して稼ぎます。
最近は「Drive to Earn」のアプリも増えて来ましたが、Tripin’(トリピン)が他のアプリと違う点を下記にまとめました。
●走る道路の種類によりFUEL獲得量が異なる
●エネルギーが尽きる事がなく無限に走れる
●NFTを所有していなくても開始できる
●ミントに必要なものは設計図
●条件を達成するとガバナンストークン「TRIP」を獲得可能
●将来的に外部からの収入も視野に入れている
順番に内容を解説していきます。
本記事はホワイトペーパーに記載されている内容を元に執筆してますが、まだ開発中と言う事もあり内容が変更になる事もございますのでご了承下さい。
【Tripin’】走る道路の種類によりFUEL獲得量が異なる
道路の種類 | 1kmあたりのFUEL獲得量 |
高速道路 | 0.625 FUEL |
幹線道路 | 1.25 FUEL |
主要道路 | 3.125 FUEL |
補助道路 | 6.25 FUEL |
三次道路 | 12.5 FUEL |
未分類 | 31.25 FUEL |
生活道路 | 31.25 FUEL |
公共・その他 | 31.25 FUEL |
サイクリングルート | 1.875 FUEL |
「Tripin’(トリピン)」は走る道路によりFUEL獲得量が異なり、あまり運転されていない道路ほどFUEL獲得量は多くなります。
他のTripin’(トリピン)ユーザーが走っていない新しい道路を走ると獲得量が3倍になります。
一番下にサイクリングルートがありますが、Tripin’(トリピン)のNFTには自転車も用意されているので自転車でも稼ぐ事も可能です。
日本は狭い道路が多く、生活道路も多いので日本人には有利かもしれません。
また田舎に住んでる方はTripin’(トリピン)をプレイするユーザーも少ないと思うので、早期参入した田舎に住んでる人は有利かもしれません。
【Tripin’】エネルギーが尽きる事がなく無限に走れる
通常の「Drive to Earn」や「Move to Earn」の動いて稼ぐアプリはエネルギーの概念があり、そのエネルギーが無くなると回復するまで稼げませんが、Tripin’(トリピン)のエネルギーは尽きる事はありません。
「バッテリーのエネルギーレベル」と言うエネルギーの概念自体は存在しており、少なくなるとFUEL獲得量も少なくなりますが、基本エネルギーが尽きる事はないとホワイトペーパーには記載されています。
多くFUELを獲得するには「バッテリーのエネルギーレベル」を満タンに近くに保つ必要があるようで、少なくなると獲得量も減りますが獲得し続ける事はできるようです。
【Tripin’】NFTを所有していなくても開始できる
多くの「Drive to Earn」や「Move to Earn」で稼ぐにはまず高額なNFTの購入が必須となりますが、Tripin’(トリピン)ではNFTを所有していなくても運転して稼ぐ事が可能です。
もちろん無料で初めて大量にFUELを稼げてしまうと破綻するため、NFT保有していないユーザーは保有者に比べ獲得量が10分の1になります。
獲得量が10分の1とは言え無料で開始できるのは新規ユーザーを獲得するには良いですし、知人にもおすすめしやすいですね。
【Tripin’】ミントに必要なものは設計図
STEPNを始めとする「Move to Earn」は新たにNFTを生成できる「ミント」と言う機能あり、そのほとんどが2つのNFTを掛け合わせて生成しますが、Tripin’(トリピン)ではミントに2つのNFTは必要ありません。
必要なのは「設計図」と「FUEL」と「TRIP」です。
「FUEL」と「TRIP」の入手は運転して稼いだり、スワップしたり購入したりになると思いますが、「設計図」の入手方法は運転中に出現する宝箱「ルートボックス」から入手できるようです。
設計図はマーケットプレイスで売買ができるので、レアな設計図を入手して売ると言う稼ぎ方も戦略の1つになるかも知れません。
【Tripin’】条件を達成するとガバナンストークン「TRIP」を獲得可能
通常、運転して稼ぐのは「FUEL」と言う仮想通貨ですが、車のレベルを40まで上げるとガバナンストークンである「TRIP」を獲得出来るようになります。
「FUEL」は稼いだ人が売って価格が下がる事もありますが、M2Eでガバナンストークンは価格が安定しやすい面もあるので「TRIP」を獲得できる手段があるのは面白い要素です。
【Tripin’】将来的に外部からの収入も視野に入れている
ゲームをプレイして稼ぐPlay to Earn(P2E)や歩いて稼ぐMove to Earn(M2E)の多くは「ポンジスキーム」と言われています。
「あなたのお金を運用して増えたお金を配当等として支払います」と言って実際は運用せずにAさんのお金をBさんに渡しているだけの詐欺行為の事を言います。
P2Eに例えると新規ユーザーが消費したお金を既存のユーザーに渡しているだけでいつかは破綻すると言われ、実際に多くのプロジェクトが成功せずに消えて行っています。
この「ポンジスキーム」の構造を脱却できない原因の一つが、プロジェクトの収入源がプレイヤーが消費する資金のみに頼っており、新規ユーザーの数が鈍化すると既存のユーザーが稼ぐ量に追いつかなくなり破綻します。
ユーザーの消費する資金以外に広告収入等の外部からの収益源があればプロジェクトは長期化しやすいですが、新しく始まった仮想通貨のプロジェクトには難しい面もあります。
しかしTripin’(トリピン)では200億ドルの価値があると言われるデジタルマップを作製し、企業や個人等にライセンス供与で収入源の確保を目指しています。
デジタルマップを作製して最新の状態に保つためのデータを収集するのに多額の費用と時間がかかります。
Googleもデジタルマップを最新に保つために世界中で車を走らせています。
しかしTripin’(トリピン)は世界中のユーザーから地図、位置、交通データを収集できます。
また世界的なデジタルマップ大手のGoogle、Tomtom、Mapbox等の企業よりもはるかに安い価格でデータを提供することを目指しています。
無限に走れるのも、ユーザーが走っていない道の方が多く「FUEL」を稼げる理由も、おそらくマップデータを収集が目的ではないかと思われます。
この計画が実現するかは分かりませんが、実現するとかなり面白い事になりそうです。
Tripin’(トリピン)は15年以上世界地図やナビゲーション製品を提供してきた経験を持つマッピング専門チームが運営しているのでユーザーが増えれば実現の可能性もあるかもしれません。
Tripin’(トリピン)の始め方
肝心なTripin’(トリピン)の始め方ですが、現在「Tripin’(トリピン)」はテストプレイを開始しており、参加するには公式Discord内の申請フォーム(画像の赤枠)に記入してテスターに選ばれるか、既にテスター人からアクティベーションコードをもらうかのどちらかになります。
テスターに選ばれると運転して「FUEL」を稼ぐ事ができ、稼いだ「FUEL」は正式版にそのまま引き継げますのでぜひ申請してテストプレイに参加してみて下さい。
私は運よく最初のテスターに選ばれましたが、特にメール等の通知は無く、Discordでテスターのロールが付与されて名前がオレンジに変わっていたので気付きました。
テスターに選ばれるとメールが届くようになったようです。
アプリは下記のリンクからダウンロード可能です。
Tripin’(トリピン)のアクティベーションコード
アプリを開始するにはアクティベーションコードが必要です。
たまに公式Discord内でも配ってますが、既にテスターの人から入手するのがてっとり早そうです。
TwitterやDiscordの日本語コミュニティでも配っている方がいます。
私のコードも下記に載せておきますのでご使用下さい。
ただしコードは先着順で既に使用された方がいる場合は使用できませんのでご了承下さい。
コードは一定距離を走行すると新たに発行されますので発行されるたびに新たなコードを追加していきます。
545-65-396
899-27-715(10月12日追加)
166-38-789(10月18日追加)
866-52-036(10月25日追加)
260-47-953(11月9日追加)
上記の私のコードでゲームを開始された方で、Discordでテスターロールを申請される方は運営にコードをくれた人のDiscordIDを伝える必要がありますので私のID「Penta♯4550」を運営に伝えてロールを取得して下さい。
Tripin’(トリピン)の稼ぎ方
Tripin’(トリピン)の稼ぎ方は画像の下にある「Start」をタップして後は運転するだけです。
私は2日運転して「746.44 FUEL」稼げています。
バックグランドでも計測されるので他のアプリとの併用も可能でした。
上の画像が計測を終了する時の画面で、それぞれ走行した道路の種類や距離による獲得量が一覧で分かります。
今回は渋滞した道を38分かけて12.6km走行して合計57.19 FUEL稼いだ結果となりました。
まだ最初のテストプレイなので計測して稼ぐ以外、他の項目をタップしても「Coming Soon」と表示されるので開発中と思われます。
Tripin’(トリピン)の危険性を考察
仮想通貨プロジェクトには詐欺や運営が資金を持ち逃げして大きな損失を抱える危険性がありますが、Tripin’(トリピン)はどうでしょうか。
まず運営チームが顔や実名を公開しているかですが、公式サイトでは公開されていないですが、ホワイトペーパーにてメンバーと経歴は紹介されています。
経歴を見る限りかなりデジタルマップやGPSアプリに詳しい専門家のようです。
顔や実名を公表しているから安全なプロジェクトとは言えませんが、もう少し運営チームの情報が欲しいところです。
私の感想としてはDiscordでの運営の言動やアプリを見る限り、良いアプリを作ろうとしている姿勢は伺えるので流行るかどうかは別として詐欺の可能性は低いと思ってます。
現在はまだアプリのテストプレイが始まったばかりで情報が少ないため、未知数な部分も多いですが、資金をかけずに無料でプレイする分には損失を抱える危険はないのでテストプレイに参加して見る事をおすすめします。
まだNFT販売等の話は出ていないですが、いずれ出て来るのでその時に投資するかを慎重に判断するべきと思ってます。
またいろいろ判明すれば本記事を更新します。
Tripin’(トリピン)の将来性
私は運転して稼ぐアプリをいくつかプレイしましたが、どれも微妙なモノが多かったです。
「運転して稼ぐ」と言うコンセプトは面白いので多くの人が集まっていますが、稼いだ仮想通貨を自由に出金できなかったり、運営チームの言動が嘘と分かる内容であったり、現状は良いアプリが無いと思っています。
それだけにTripin’(トリピン)が良質なアプリの作成、魅力的なイベントの開催、効果的なマーケティング戦略を行えるのであればけっこう流行ると思ってます。
車のデザインも丸くてかわいいです。
運営がマップやナビの専門家チームなのでマーケティングに若干の不安を感じていますが・・・
独自性の部分で解説したデジタルマップのライセンスで外部からの収入の確保が実現できればかなり将来性は高いと思います。
運転して稼ぐ「Drive to Earn」は様々プロジェクトが出て来てますが、マップやナビの専門家チームが運営しているのはTripin’(トリピン)だけと思いますのでどうなっていくか楽しみです。
さいごに
今回はまだ始まったばかりの運転して稼ぐアプリ「Tripin’(トリピン)」を紹介しました。
「Tripin’(トリピン)」以外にも仮想通貨の関係する様々なアプリや、お得な仮想通貨取引所の紹介記事を書いてますので、良ければ別の記事も覗いて見て下さい!
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最後までお読みいただきありがとうございました。