最近日本の仮想通貨取引所でも取り扱いが始まったから日本円で購入できるよ!
じゃあこれからドージコインについて詳しく解説していくよ!
●ドージコインに興味あるけどどういうコインか知らない人
●ドージコインの買い方を知りたい人
●ドージコインを買うか迷ってる人
●知識としてドージコインを知っておきたい人
ドージコインの特徴
通貨名 | ドージコイン(Dogecoin) |
ティッカー | DOGE |
現在の価格 | 11円 ※記事執筆時点 |
通貨発行日 | 2013年12月6日 |
発行上限 | なし |
公式サイト | https://dogecoin.com/ |
ドージコインとは柴犬をモチーフとしたコインで、ソフトウェア開発者のビリー・マーカスとジャクソン・パーマーによって開発され、2013年12月6日に「ジョーク通貨」として正式にリリースされました。
2人はアメリカで大人気のSNS「Reddit(レディット)」で知り合い、ビットコインと柴犬を組み合わせ、犬の英語スペルである「DOG」を文字ったネット用語「DOGE」から名付けたコインを作成したのが始まりです。
リリース当初から人気が高く、ウェブサイトの「Dogecoin.com」には1ヶ月で100万人以上が訪問したようです。
その後は専用のオンラインコミュニティが作成され、急速に発展し2014年1月には時価総額が6000万ドルになり、2021年5月にはなんと900億ドル(約10兆円)になるまでに成長しました。
現在では全ての仮想通貨の内、時価総額が10位と凄まじい規模に成長しています。
他の仮想通貨と大きく違うところは、発行数に上限が無い事と、元々「ネタコイン」として作られているため、明確な用途が存在しない事です。
ドージコインは発行上限がない
通常、仮想通貨には発行上限が存在しており、ビットコインであれば2100万枚が上限と決まっていますが、ドージコインには発行上限がありません。
毎分1万コインが生産されており、それが無限に発行されています。
仮想通貨の価格は需要と供給によって決まるため、供給量が膨大のドージコインの価格は高騰しないと思われてましたが、世界中のドージコイン愛好家である投資家が協力して価格を押し上げた事や、世界中で仮想通貨ブームが起こった事で多く人が購入して価格を押し上げています。
テスラの創業者であるイーロン・マスク氏が愛好家である事を公言した事でさらに人気になり、メディアやSNSで大きく取り上げられ、ドージコインを購入する人がさらに増え、需要が供給を上回り価格が上昇し続けるサイクルが生まれました。
ドージコインは明確な用途が無い
通常、仮想通貨はどういう目的で作り、どう流通させるか等の明確なビジョンを元に作られますが、ドージコインは「ネタコイン」として作成されたので明確な用途は存在しません。
開発当初はSNSで良いコメントした人や、注目されるコンテンツ提供者にチップとして配られていました。
2014年のソチで開催された冬季オリンピックのジャマイカのボブスレーチームを大会に参加させるための寄付手段として使われたりと自由な用途で利用されてきました。
今思うと商業的な臭いがしないドージコインだからこそ人気に火が付いたのかも知れません。
しかし現在はイーロン・マスク氏がテスラのオンラインストアでドージコイン決済ができるようになったり、宇宙開発企業SpaceXがドージコインで決済された世界初の商用月輸送ミッション「DOGE-1 Mission to the Moon」を2022年内に実施する計画のようです。
イーロン・マスク氏はこの計画について「ドージコインで支払われるミッション。宇宙で最初の仮想通貨」とTwitterに投稿しています。
現在ドージコインはネタコインと呼べる規模では無くなり、商業的な利用価値も出てきおり、大きく進化をしています。
ドージコインとイーロン・マスク氏
Tesla merch can be bought with Doge, soon SpaceX merch too
— Elon Musk (@elonmusk) May 27, 2022
先ほどから名前を挙げているイーロン・マスク氏の存在はドージコインを語るうえで無視できません。
彼のTwitterではたびたびドージコインに関係するツイートが投稿され、そのたびに価格が乱高下する事から、ツイートが「イーロン砲」と呼ばれています。
「イーロン砲」の威力は凄まじく、過去には1円未満だった価格が彼のツイートにより8円付近まで上昇した事もあります。
イーロン・マスク氏は「ドージの父」とも呼ばれ、ドージコインへの投資額は15億ドルと言われています。
熱狂的なドージコイン愛好家で知られるイーロン・マスク氏はツイートで「DOGE最高。DOGEかっこいい」と投稿したり、愛する息子にドージコインをプレゼントしたり、テスラ社や宇宙開発企業SpaceXの決済手段にしたりと本気でドージコインを後押ししています。
ちなみにイーロン・マスク氏以外でも世界のセレブたちがドージコインを推しています。
・アメリカで人気ラッパーのスヌープ・ドッグ氏
・伝説的ロックバンド「KISS」のジーン・シモンズ氏
・NBAチーム「ダラス・マーベリックス」のオーナー、マーク・キューバン氏
・オーストラリアのセクシー女優、アンジェラ・ホワイト氏
ドージコインの柴犬のモデル
ドージコインのモデルとなった柴犬が日本のブロガーの愛犬「かぼすちゃん」です。
この何とも言えない表情が海外のネットユーザーに気に入られ、多くの人気サイトで画像を加工したおもしろ画像が大量に作成、拡散された事が始まりです。
ドージコインが生まれる前からドージ(DOGE)と言う言葉は既に存在しており、その代名詞となったのがこのかぼすちゃんです。
日本のネット用語でも「ねこ」の事を「ぬこ」と文字る人もいますが、同じように海外でも「DOG」を「DOGE」と文字って呼んでいたことがドージの起源のようです。
仮想通貨ブームとネット界でミーム(ネタ)画像としてブームだったかぼすちゃんの画像が合わさってドージコインが誕生しました。
ドージコインの価格とチャート
上の画像はドージコインが誕生した2013年末から現在までの価格推移のチャートです。
2021年に1月にイーロン砲が発射され急上昇し、その後仮想通貨バブルの波に乗り5月5日に最高値の0.5ドルを超え、1年間で価格は200倍になりました。
最高値をつけてからは下降、上昇の乱高下を繰り返し、仮想通貨業界が冬の時代に突入した事もあり、ずるずると下がり続けています。
この画像は直近1年間のドージコインのチャートです。
2021年11月から始まっていた下落トレンドがようやく終わりを迎えたようなチャートになっています。
このようなチャートはドージコインに限らず、多くの仮想通貨が同じようなチャートになっています。
原因は仮想通貨業界が冬の時代と言うか、世界経済全体がロシアとウクライナの戦争問題等で停滞していた事もあり、仮想通貨から多くの資金が抜けた事が原因です。
多くの仮想通貨は長い下落トレンドを形成していましたが、ビットコインやイーサリアムを中心にようやく上昇の兆しが見えてきたのがこの記事を執筆している時期です。
この時点ではまだ上昇トレンドに転換したと断定するには早いですが、このまま上昇して行って欲しいところです。
ドージコインの買い方
これまでドージコインの購入は海外取引所を使用しないと購入できませんでしたが、日本の仮想通貨取引所でも取り扱いが始まったため、気軽に日本円でも購入できるようになりました。
記事執筆時点(2022年8月)でドージコインが購入できる日本の取引所は下記の4つです。
・ビットバンク(bitbank)
・GMOコイン
・FTX japan
・BTCBOX
この4つの取引所のいずれかに口座を開設して日本円を入金すれば購入可能です。
私のおすすめはビットバンク(bitbank)の「取引所形式」での購入です。
GMOコインは入出金手数料が無料なので良いのですが、ドージコインはまだ「販売所形式」のみの取り扱いのため、ビットバンク(bitbank)をおすすめします。
取引所の詳細や口座開設方法は下記をご覧ください。
ドージコインの類似コイン
ドージコインが人気になったことにより、世の中に様々な類似コインが出てきました。
その中でももっとも人気なのが柴犬コインこと「Shiba Inu」です。
ドージコインをモチーフにして柴犬好きな人々により作られたコインで、2021年の1年間で価格が50万倍に上昇して多くの億り人が生まれました。
柴犬コイン以外にも「ベビードージコイン(Baby Doge Coin)」や「シバドージコイン(Shiba Doge Coin)」や「Akita Inu」等の犬のミームコインが大量に出回っています。
これらのコインは草コインとも呼ばれ、無価値に近い値段がほとんどですが、何かのきっかけで何百倍や何千倍になる事があるかもしれない夢のあるコインです。
また世界の投資家は草コインを愛好家が多いため、所有している草コインが人気になれば一気に億り人になれる可能性もあるので、宝くじ感覚で少額を購入して放置しておくのも良いかもしれません。
ちなみに柴犬コインの買い方を説明すると、日本の取引所では取り扱っていないので、海外の取引所を使用する必要がありますが、私のおすすめしているBybit(バイビット)で購入できます。
Bybit(バイビット)は違和感のない日本語に対応しており、日本の取引所と同じ感覚で使用できるので非常におすすめで、下記の記事で詳細を解説しているのでご覧ください。
ドージコインの将来性
ドージコインの価格は今後どうなるのか?
ドージコインがリリースされた当初は誰もここまで人気になると思っていなかったでしょう。
今ではドージコインは様々な用途で使用されており、海外セレブの愛好家も多いので価格が下降し続けるとは思えません。
どこかでイーロン砲が発射され大きく価格を伸ばす事はあると思います。
しかしドージコインは供給量が無限で1日約1440万コイン、1年で52億コインが市場に流通します。
現在は人気で多くの愛好家が買っているので、急激に価格が下落はしていないですが、今後需要が弱まる時が来ても供給量は落ちないため、価格を維持できずに大幅に下がる可能性は想定しておくべきです。
もう1つの懸念点が全ドージコインの44%が10つのウォレットで保有されている点です。
どういう事かと言うと、大口投資家10人で全体の44%ものドージコインを保有していると言う事で、その投資家達で人為的に価格操作が可能と言う事です。
良いニュースが出て急上昇した途端に売り抜く可能性も想定しなければなりません。
しかしドージコインの供給量の問題や大口投資家で44%保有している事は1年以上前から既に言われていましたが、結果的にはそれが直接的な原因で価格が大幅に下がる事はありませんでした。
逆に大口投資家はこれまで以上に買い集めて、ドージコインにさらなる価値を持たせる可能性もあります。
大きく上がる可能性も大きく下がる可能性秘めているドージコイン、私はまだまだ可能性を秘めていると思ってますが、今後のイーロンマスク氏の発言には要注目です。
さいごに
今回は日本で初の取り扱いとなったミームコインのドージコインを解説しました。
日本円でも購入出来るようになり、より身近なコインになったため、今回記事を書いて見ました。
多くの資金でドージコインを購入する事はおすすめしませんが、余剰資金で購入してその後の価格推移やイーロン砲に期待して待つのも面白いと思います。
また当ブログはおすすめ仮想通貨取引所の記事や、歩いて仮想通貨を稼いだり、運転して稼いだり、睡眠で稼いだりと様々な記事を書いてますので良ければ別の記事もご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!